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第4次医療革命「Medicine 4.0」、始まる

2015/06/03 00:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス
講演する伊関氏
講演する伊関氏
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 工場内外の機器やサービスを通信ネットワークでつなぎ、実空間のセンシング技術と情報空間のコンピューティング技術を連携させて新たな価値を生み出す「Industry 4.0」。その医療版ともいえる「Medicine 4.0」を提唱する脳神経外科医がいる。東京女子医科大学・早稲田大学共同大学院 共同先端生命医科学専攻 教授の伊関洋氏だ。

 Medicine 4.0の具体的な姿を示すものとして、同氏が東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 教授の村垣善浩氏らと開発を進めているのが「SCOT(Smart Cyber Operating Theater)」と呼ぶ次世代手術システムである。手術室内の医療機器をネットワークで接続し、各機器の稼働状態や医療スタッフの動きなどをリアルタイムに解析。この結果を手術ナビゲーションなどに反映することで、現場の「意思決定を自律的に支援する」(伊関氏)システムだ。熟練医の経験や技量に頼るのではなく、科学的根拠やデータベース、エレクトロニクスやメカニクスを駆使して個々の患者に対して最適な治療を実現する。

 「第90回 日本医療機器学会大会」(2015年5月28~30日、パシフィコ横浜)の特別講演に登壇した伊関氏は「3D(立体画像)の進歩と医療機器への応用 未来予測手術―Smart Cyber Operating Theater(SCOT) project」と題して講演。SCOTへの取り組みを語った。

日経デジタルヘルス Special

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