スピンオフの起こりやすさを調べるために,複数のHDDで潤滑剤の厚さの変化を実際に測定したところ,極めて短時間で潤滑剤が移動する例が見られた。+65℃の高温で連続して動作させた場合,潤滑剤の厚さに変化がなかったHDDがある一方で,記録媒体の回転による遠心力で潤滑剤が外側へと移動し内側の潤滑剤が薄くなったHDDがあった(図)。機器メーカーがこうした試験をすれば,問題が起きやすいHDDを事前に排除できるだろう。

ここからは会員の登録が必要です。