2011年3月11日の東日本大震災、円高、タイの大洪水と、日系エレクトロニクス企業は最悪の環境下での一年を過ごした。東日本大震災とタイの大洪水によってサプライ・チェーンの再構築が進む、円高によって製造の海外シフトが加速している。特に、これまで海外シフトが少なかった素材系の企業が、サプライ・チェーンの見直しに動いている。しかし、震災や円高のリスクを回避するためだけに海外へシフトするのは、筆者には後ろ向きの対策に見えてしまう。

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