ミシガン州トロイ – 2017年12月13日 – Altair Engineering Inc.(Nasdaq: ALTR)はAltairパートナーアライアンス(APA)のソフトウェア製品にTech-X社のVSimを追加することを発表しました。VSimは、複雑な構造体と荷電粒子運動が存在する空間の電磁界をシミュレーションできる数値解析アプリケーションです。数万のプロセッサーコアを使用する超並列計算に対応しているため、複雑な形状や様々な物理現象をモデル化し、実用的な時間内で計算結果を得ることができます。

現在VSimを使用しているボイシ州立大のJim Browning教授は、VSimについて、「VSimのFDTD-PICシミュレーションは強力な並列計算機能を備えているだけでなく、高度なシミュレーションのセットアップや扱いに慣れていない研究者にとっても使いやすいように設計されているため、マグネトロン研究に役立ちました」と述べています。

VSimは、境界条件が埋め込まれた直交座標系の標準的な構造化メッシュ(カットセル)を使って、複雑な形状の多様な問題をシミュレーションできます。形状は、CADモデルからインポートすることも、はじめにVSimComposerで構築することもできます。VSimでは、高次の解析法、カットセルサーフェスからの1次・2次電子放出、分散制御、スパッタリング、電子衝突、フィールドイオン化、準粒子の伝播なども扱えます。電磁気(EM)、マイクロ波装置(MD)、プラズマ加速(PA)、プラズマ放電(PD)などの各用途に特化したパッケージがあり、どのパッケージにも初心者ユーザーに便利なサンプルが豊富に用意されています。

VSim for Electromagneticsは、電磁装置、静電装置、磁気装置の設計に使用できます。地中レーダー探査システムなどのレーダーの相互作用を、全場・散乱場法を用いてシミュレーションしたり、フォトニック結晶などの光学装置や導波管内の伝播をモデル化したりできるほか、共振器や空洞内の振動やQ値を計算することも可能です。

AltairのDirector of Global Business Development, Electromagnetic Solutionsを務めるJordi Soler博士は、「Tech-X社のVSimがAPAに加わり嬉しく思います。これにより、Altairのお客様は新たな分野に対応できるようになるだけでなく、HyperWorksの包括的な電磁界シミュレーションアプリケーション(FEKO、WinProp、Fluxなど)の機能を補えるようになります。VSimはFDTDソルバーとPIC(Particle In Cell)ソルバーを用いて粒子と電磁界を同時にシミュレーションできるため、高出力RFアンプおよび発振器(クライストロン、ヘリックス型TWT、マグネトロンなど)の解析に最適です。VSimでは、マイクロ波装置(導波管や同軸ケーブルなど)のマルチパクタ放電も解析できます。マルチパクタ放電は、性能劣化だけでなく、場合によっては装置の破損をも招きかねない重大な現象です。その他の用途としては、プラズマ放電制御(マグネトロンスパッタリングなど)、プラズマ環境効果(人工衛星の表面帯電など)、半導体フォトニック結晶、レーザープラズマと空洞を用いた粒子加速などがあります」と述べています。

12月20日に開催されたTech-X社の紹介ウェビナー
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VSimの製品ページ
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