CAN、CAN FD、LIN、SENT、FlexRayなどの車載用シリアルバスのデバッグ/特性評価にオシロスコープが使用されていますが、その主な理由は、オシロスコープ本来の機能でこのような信号のアナログ品質を評価できるからです。オシロスコープによるアナログ特性評価は「物理層」測定と呼ばれます。一方、シリアルバス・プロトコル・アナライザは、「アプリケーション層」の測定に最適化されています。このような測定器は、上位の抽象化されたレベルのデータフローをトレースすることに主眼がおかれ、物理層測定機能はほとんど備えていません。オシロスコープがシリアルバス・プロトコル・アナライザの代わりにならないように、シリアルバス・プロトコル・アナライザもオシロスコープの代わりにはなりません。車載用シリアルバス・ア
プリケーションには、通常、両方が必要です。

今日、さまざまなメーカーから市販されている多くのオシロスコープで、車載用アプリケーション専用のオプションが用意されています。Keysight InfiniiVisionシリーズ オシロスコープでは、キーサイトしか実現できない以下の独自測定機能により、車載用シリアルバスの物理層を効率よくデバッグ/評価できます。

資料:車載用シリアルバスのデバッグ