今日さまざまなアプリケーションではそのパフォーマンスが向上していますが、
その要素として次の性能が挙げられます。

•より多くの処理能力
•より速い通信速度
•より長いランレーティング
•周辺機器の追加
•より大きなトルク
•より明るいLED

「より多く」を提供するには、より多くの電力を供給する必要があります。より多くの電力は、典型的には、サイズおよび、または重量制限によって制約されます。このため、従来の12V配電に比べて、より高い電圧 48V配電に移行する産業が増えています。

■なぜ48Vなのか■

システム内の損失I^2Rはシステム効率に悪影響を及ぼし、ケーブル、コネクタ、および、またはPCBの制限が負荷への効果的な電力の流れを削いでいきます。

一例として、サーバのプロセッサ電力は、100W未満から200W、300W、さらにはそれ以上に増加しました。この増加した電力を複数のサーバー・プロセッサーに配電することで、より高い配電電圧またはより太い銅バスバーによって緩和されない限り、多くの損失が生じます。サーバだけでなく、消費電力を増やした設計では、電流の2乗に比例して損失が増加します。
より高い配電電は、損失I^2Rを低減します。たとえば、48V対12Vの配電方式では、電力損失が1/16に削減されます。このように損失が減少できるにもかかわらず、なぜ誰も低電圧(12Vなど)の配電方式を使用されてきたのでしょうか?
これまでその答えは、高電圧変換器が低電圧のものと比較される場合、高電圧分配方式の方が全体効率を低下させ、より高いコストを生成し、サイズ/重量を増加させることが実際には起こり得るからです。
しかし、これらの高電圧変換器に挙げられる懸念点は、既に過去の話です。今日、エンジニアは損失I^2Rを低減し、低電圧コンバータと同等またはそれ以上の効率、コスト、サイズ/重量においてより利点のある高電圧コンバータを利用することができます。

■電話からすべてが始まった■

48Vを最も早期から採用したのは、近代の電話と電話交換機の開発です。その後は多くの方が予想するとおり、通信業界では48Vバスが標準化され、現在でも使用されています。
それはどうしてでしょう?距離による配電損失(動作電圧の%)、ワイヤーゲージ径の小型化の要求、単純なバッテリーバックアップ(-48V基準の理由もある)、および安全電圧とされている48V電圧レベルの方が効率的だったからです。

次回:第二回:「New 48V」とは?安全性は?

第三回:48Vを採用する自動車
第一回:電話からすべてが始まった

■電話からすべてが始まった■