自動車業界において安全性は最優先事項であり、安全基準は時間の経過と共に厳しくなっています。横滑り防止装置やタイヤ空気圧監視システムなど、かつてはオプションまたは高級車市場に限られていた機能が義務化されつつあります。

これは、車載用IC の場合、信頼性と耐久性の要件の増化を意味します。自動車空間は、ノイズが多く、広範囲な温度にさらされるため、ICにとって最も過酷な環境の1つです。温度差が大きくないステアリングのようなアプリケーションでさえ、自動車メーカーはAEC認定のデバイスの信頼性と耐久性を求めています。

EEPROM など非揮発性ストレージメディアの場合、期待されていることが2つあります。ひとつは苛酷な状況で正しく機能すること、もうひとつは電源を切ってもデータが失われないことです。他のICの場合、ストレスがかかるのは、実際に使用されている間だけです。データの保持に関して言えば、EEPROMは常に使用されていることになります。

長年に亘り、標準的な車載用EEPROM の定格は、温度範囲 -40°C~125°C で AECQ-100 Grade 1でした。車両における電子部品の使用が広がり、安全基準が厳しくなる中、オン・セミコンダクターは、温度範囲 -40°C~150°C で AECQ-100 Grade 0の EEPROMファミリを発表しました。

Grade 0 の車載用EEPROMは、ストレスが多い環境で安全を最重視すべきアプリケーションに最適です。エンジン制御、トランスミッション電子部品、ステアリング、ブレーキ、エアバッグは、信頼性と耐久性が鍵となる分野であり、当社のGrade 0の車載用EEPROMファミリは、この分野での普及を目指しています。

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