S-19251シリーズは、超小型(0.8×0.8×0.41mm)車載用LDOレギュレータです。

LDOレギュレータは、出力電圧を一定に保つよう制御するICです。新製品「S-19251シリーズ」は、5.5V入力、1.0~3.5V出力、消費電流20μA、105℃動作、150mA 出力電流の車載用LDOレギュレータです。

超小型の車載用パッケージ「HSNT-4(0808)B (0.8×0.8×0.41mm)」を採用しており、市場の強い小型化要求に対応します。更に小型でありながら低消費電流20μAを実現しています。さらに、車載ICの品質規格「AEC-Q100」に対応しており、アメリカ自動車工業会 (AIAG) が定める「生産部品承認プロセス(PPAP))にも対応可能です。

近年、自動車の多機能化や電装化が進み、各種モジュールの搭載部品点数が大幅に増加しつつあります。しかし軽量化やデザイン性の観点からモジュールの基板を大きくすることはなかなか許容されません。そのため、モジュールに搭載される部品には、小型化の要求が高まっています。

従来、LDOレギュレータにおいては小型化と車載品質確保の両立は非常に困難でしたが、ABLICが培ったパッケージ小型化技術を最大限活用することで、小型化と車載品質確保の両立という課題を解決しました。

【主な特長】
1. 超小型、高放熱のHSNT-4(0808)Bパッケージの採用
新開発のHSNT-4(0808)B (0.8×0.8×0.41mm)は超小型でありながら、車載製品に求められる高い信頼性を確保しております。また、放熱板を有しており、熱を直接プリント基板へ放出するため、高い許容損失を得られます。

その他パッケージラインナップとしてHSNT-4(1010)B(1.0×1.0×0.41mm)とSOT-23-5を用意しており、使用用途にあったパッケージをお選びいただけます。

2. アウターリードの採用による優れた実装性を実現
実装性に優れた車載用パッケージHSNT-4(0808)BとHSNT-4(1010)Bは、リードが外に出ているアウターリードタイプのため、実装が容易で、実装強度が高く、実装後の自動外観検査が可能です。また、HSNT-4(1010)Bは、一般的に用いられるノンリードタイプの小型パッケージ4ピンDFNとランドパターンを同一にすることができます。

3. 車載品質の確保
「S-19251シリーズ」では、三温度テスト(低温、常温、高温)を実施、また、車載電子部品評議会(AEC)による各種の信頼性・品質評価試験である「AEC-Q100」にも対応予定です。さらに、PPAP(生産部品承認プロセス)にも対応可能で、自動車等の過酷な環境での品質を担保します。

4. 小型ながら低消費電流20μAと高リップル除去率75dBの両方を実現
長年培った回路技術により、小型でありながらLDOレギュレータに求められる低消費電流20μAを実現しました。さらにリップル除去率75dBとノイズ特性にも優れています。

【主な仕様】
・出力電流: 150mA
・出力電圧:1.0V~3.5V (0.05V Step)
・入力電圧: 1.5~5.5V
・出力電圧精度: ±2.5%(Tj = −40°C ~ +105°C)
・動作時消費電流:20 μA typ.
・リップル除去率: 75 dB typ. (1.2 V出力品、f = 1.0 kHz時)
・小型パッケージ
 HSNT-4(0808)B (車載用世界最小パッケージ*1)
 HSNT-4(1010)B
 SOT-23-5
・AEC-Q100対応*
・PPAP対応可能
*詳細はお問い合せください

【用途例】
メータ、ボディ、ヘッドランプ、ITS、アクセサリ、カーナビゲーション、カーオーディオ等
【データシートURL】
https://www.ablicinc.com/jp/doc/datasheet/automotive_voltage_regulator/S19251_J.pdf

【Webサイト】
https://www.ablicinc.com/jp/semicon/

エイブリック株式会社は、セイコーインスツルの半導体事業を継承し、進化を続けるアナログ半導体専業メーカーです。