~高いリアルタイム性と信頼性の確保とTRON資産を流用した効率的な開発を支援~

イーソルのリアルタイムOS「eT-Kernel」をコアとするソフトウェアプラットフォームが、ルネサス エレクトロニクス社(以下ルネサス)の「RZ/A1H」搭載スタータキット「Renesas Starter Kit+ for RZ/A1H」および「RZ/T1」搭載スタータキット「Renesas Starter Kit+ for RZ/T1」に対応しました。eT-KernelをRenesas Starter Kit+を利用したソフトウェア開発に採用することにより、μITRONのソフトウェア資産を再利用した低コスト・短期間での開発と、高いリアルタイム性と信頼性の確保が容易になります。eT-Kernelは各種安全規格(IEC 61508、ISO 26262、IEC 62304)に対応しているため、RZ/T1が対象とする産業用モータ、ロボット、ACサーボドライブなどの産業機器や、RZ/A1Hが対象とするバックカメラなどの車載機器など、高い安全性が求められる機器に最適です。

高性能で低消費電力のArm(r) Cortex(r)-A9を搭載したRZ/A1Hは、大容量RAMを内蔵することで、メモリアクセスの高速化に加えてシステムコストの低減を実現しています。カメラ入力、グラフィックス出力、オーディオ機能を搭載しているため、監視カメラ、産業/医療用パネル、ディスプレイオーディオなどのグラフィック表示機器に最適です。

RZ/T1は、リアルタイム制御システム用Arm Cortex-R4Fを搭載し、キャッシュを経由しないアクセスが可能な密結合メモリにより、高いリアルタイム性を実現しています。また、産業イーサネット通信用アクセラレータ「R-INエンジン」を搭載しており、厳しいリアルタイム性が求められる産業機器システムにおいて、高いリアルタイム性の確保とネットワーク処理の高速化が容易です。

eT-Kernelベースプラットフォームは、μITRONのアーキテクチャと性能を引き継ぐリアルタイムOS「eT-Kernel」をコアに、Arm純正コンパイラをバンドルした統合開発環境「eBinder」、ネットワークプロトコルスタック、ファイルシステム、USBホスト/デバイススタックなどの各種ミドルウェアに加え、製品サポートや受託開発を含むプロフェッショナルサービスが統合されています。eT-Kernelは、μITRONに似た構成を持つコンパクトでリアルタイム性の高いリアルタイムOS、Linuxとの高い互換性を持つPOSIX仕様準拠リアルタイムOSを含む、3つのスケーラブルなプロファイルで構成されており、システムの規模や用途に合わせて最適なものを選択できます。また、ソフトウェア開発には、eT-Kernelを使ったソフトウェア開発に特化したeBinderを利用することで、高品質なアプリケーションを効率的に開発できます。

eT-Kernelは、機能安全規格 IEC 61508(産業機器)およびISO 26262(自動車)ともに最高の安全度水準(SIL 4、ASIL D)のプロダクト認証を取得しています。また、イーソルのリアルタイムOS製品の開発プロセスは、医療機器向け安全規格IEC 62304に準拠していることが認証されています。RZ/A1HとRZ/T1が対象とする産業機器や車載機器向けのソフトウェア開発において、機能安全規格の適合を目指すユーザを対象に、コストの削減と製品の市場投入期間の短縮に貢献します。

<補足資料>
▽ eT-Kernel詳細:https://www.esol.co.jp/embedded/et-kernel.html
▽ イーソル ホームページ:https://www.esol.co.jp/

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