~OpenCVやCNNを活用したZynq(r)デバイスベースのコンピュータビジョンシステム開発において、リアルタイム性・信頼性の確保と開発効率化を支援~

次世代のビジョンガイド機械学習システム向けフレームワーク「reVISIONスタック」と、イーソルのTRONベースリアルタイムOS「eT-Kernel」およびその開発環境「eBinder」などを統合したソフトウェアプラットフォームが連携しました。

reVISIONスタックは、Arm(r)コアとFPGAを統合したザイリンクスのZynq All Programmable SoCおよびZynq UltraScale+ MPSoC(以下Zynq SoCおよびMPSoC)を使った組込み機器開発で、機械学習ベースの画像認識アルゴリズムを容易に活用できる開発キットです。FPGA実装用に最適化されたOpenCV高速コンピュータビジョンライブラリや、ディープラーニング実現手法のひとつである各種CNN(※1)が用意されています。さらにreVISIONスタックには、C/C++言語およびOpenCLだけでシステム全体をプログラミングできるZynq SoCおよびMPSoC向け開発環境「SDSoC」が統合されています。SDSoCを使うことで、Armコアで実行する処理とFPGAアクセラレーションする処理を関数単位でクリック選択し、パフォーマンス検証やFPGAアクセラレーションを実装できます。

Zynq SoCおよびMPSoCのArmコア向けソフトウェア開発をサポートするイーソルのeT-Kernelベースソフトウェアプラットフォームは、SDSoCとの連携動作が行えます。reVISIONスタックを使ったコンピュータビジョンシステム開発において、SDSoCのプロジェクトをeBinderにシームレスにインポートできるため、FPGAアクセラレーションしたコンピュータビジョンライブラリや機械学習アルゴリズムを、Armコア上で動作するeT-Kernelベースのアプリケーションから、専用のライブラリを追加開発することなくすぐに利用できます。さらに、eT-Kernelの優れた性能により、IoTエッジデバイスやADAS(※2) 、工場用ロボット、医療診断機器などの先進的なコンピュータビジョンシステムにおいて、高いリアルタイム性と信頼性を実現します。

イーソルのリアルタイムOSベースプラットフォームは、多数のArmコアのサポート実績を持ち、Arm純正コンパイラを統合しています。eT-Kernelを中心に、eBinder、ネットワーク/ファイルシステム/USB/グラフィックスなどの豊富なミドルウェアに加え、製品サポートや受託開発などを含むプロフェッショナルサービスで構成されています。動作検証があらかじめ済んでいるので、チューニングやカスタマイズなどの必要なく、すぐに動作します。車載機器や産業用機器、航空・宇宙分野、コンシューマ機器、OA機器などで採用実績があります。eT-Kernelは、機能安全規格ISO 26262 ASIL D(自動車)およびIEC 61508 SIL 4(産業機器)の認証を取得しています。また、医療機器用ソフトウェアの開発と保守に関する安全規格「IEC 62304:2006 Medical device software-Software life cycle processes」準拠が認証された開発プロセスで開発されています。

※1 Convolutional Neural Network:畳み込みニューラルネットワーク
※2 Advanced Driving Assistant System:先進運転支援システム

<補足資料>
▽ eT-Kernel詳細:https://www.esol.co.jp/embedded/et-kernel.html
▽ イーソル ホームページ:https://www.esol.co.jp/

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