テクノロジーNEXT 2018 15C食×全産業 フードテック

15C食×全産業 フードテック 2018年6月15日(金) 10:00~17:00

テクノロジーが変える食とフードビジネス未来パーソナル・データが新事業企業連携促進

 私たちの生活の基盤となる「食」の領域に、イノベーションが起こりつつある。その原動力は、インターネットやセンサー、深層学習などの最新技術。これらを組み合わせることで、細分化するユーザーのニーズにこたえ、「美味しい」食事をレシピ通りに再現するなどして、食生活をより豊かなものにする。

 特に変革の動きが活発なのが欧米地域で、たくさんのスタートアップ企業や新事業が生まれている。米国では、ネット業界の出身者が興したスタートアップ企業にAmazon.comをはじめとする大手企業が出資したり、大手家電メーカーがソフトウエア企業と連携するなどの動きがある。一方、欧州でのキーワードは「食のサステナビリティ(持続可能性)」。乱獲や人口増加による食料不足の解決に向けたソリューションが続々と登場している。

 本セミナーでは、欧米の最新動向を紹介すると共に、国内外の事情に詳しい専門家や「食のイノベーター」を一同に集め、「なぜ今、食のイノベーションが注目を集め、どこに向かおうとしているのか」を解き明かす。

開催概要

開催日時 2018年6月15日(金) 10:00~17:00(開場 9:30予定)
会場 ベルサール御成門タワー(東京・御成門)
東京都港区芝公園1-1-1 MAP ↗

プログラム

世界で加熱する食と料理のイノベーション

近年、欧米を中心にFood & Cooking ×Technologyの領域におけるスタートアップ企業や新しいビジネスモデルが次々と生まれている。これまでイノベーションが起こってこなかったキッチンにおいて、ミレニアル層を中心となってIoTを駆使した新しいデバイスやサービスを投入しているのだ。サステナビリティの観点からは、植物性プロテインを活用した新たな食品開発も進んでいる。なぜ今、食と料理領域に注目が集まっているのか、消費者は何を求め、業界がどのように動いているのか。世界での具体的な事例を交えながら急拡大するFood & Cooking ×Technology領域のおさえておくべきトレンドを徹底解説する。

田中 宏隆 氏

シグマクシス
ディレクター(SmartKitchen Summit Japan主宰)
田中 宏隆

プロフィール
パナソニック株式会社、マッキンゼー等を経て、2017年1月よりシグマクシスに参画。ハイテク・製造業・通信、成長戦略、新規事業開発、M&A、実行・交渉等幅広いテーマに精通。料理という領域における日本として進むべき道を明らかにし、新たな産業への進化を目指す。現在は特に、スマートホーム、その一つの有望アプリであるスマートキッチンに高い関心を寄せる。単なるスマート化だけでなく、”料理“&”食“という、人々の生活に大きな影響を与えるテーマが、今後日本をどう変えていくのかを追求する活動として「Smart Kitchen Summit Japan」を企画。

若手官僚が描く「日本の食と農の未来」

「20~30年後のワクワクする食産業を生み出していくにはどうしたらよいか」「グローバルで急速に進化するFood Techは一体どんな社会につながっていくのか、チャンスに結び付けるにはどうしたらよいのか」「国も企業も個人もみんなが取り組めるような働き方の仕組みを作りたい」――。このようなテーマについて、農林水産省若手官僚が2017年秋からたくさんのフロントランナーと共に日夜議論しながら描いた「食の未来図」を紹介する。

農林水産省
大臣官房国際部 国際地域課 課長補佐(総括・総務班担当)
福田 かおる

サイエンス視点で展望する食の未来

食品学/調理学/栄養学を専門とするサイエンティストの視点で、食の未来を展望する。例えば、食材の生産は、既存の自然栽培、養殖だけでなく「試験管培養」が増えることが見込まれる。背景にあるのは、健康志向や高齢化社会を背景とする食の個別対応、および食料不足だ。加工・調理分野では、3Dプリンターの広がりによって自宅での加工品の再生が当たり前になり、流通が一変する可能性がある。

宮城大学
食産業学群教授
石川 伸一

プロフィール
1973年、福島県出身。東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)、宮城大学准教授などを経て、現職。博士(農学)。専門は分子食品学、分子調理学、分子栄養学。主な研究テーマは、鶏卵の機能性に関する研究。 著書に、『必ず来る! 大震災を生き抜くための食事学』(主婦の友社)、『料理と科学のおいしい出会い 分子調理が食の常識を変える』(化学同人)、『「もしも」に備える食災害時でも、いつもの食事を』(清流出版)などがある。「分子料理・分子調理ラボ(https://www.molecular-cooking-lab.net)」というウェブサイトで分子調理に関する情報を提供しているほか、「分子調理研究会(https://www.molcookingsoc.org)」の副代表を務める。

日本発「食のオープンソース」の全貌

有名シェフのレシピをデジタル化してインターネット上で共有し、さらに研鑽する――。世界中の技術者がプログラムを共有し、ブラッシュアップする「オープンソース(OPENSOURCE)」に通じる「食のオープンソース(OPENSAUCE)」プロジェクトが、2018年夏、日本から動き出す。本セッションでは、その活動の詳細と、その背景にある「持続・発展する食文化」への想いを紹介する。

オープンソース
CEO&クリエイティブ・ディレクター
宮田 人司

プロフィール
1989年に音楽家として起業し、マルチメディア時代にコンテンツ産業に関わるようになり、作・編曲やプロデュースを手掛けた。インターネット黎明期にISP事業を創業し、モバイルコンテンツ事業にも早くから参入。世界初の音楽配信となるi-modeの着メロ事業を成功させる。クリエイティブ活動として、3DCGアニメーション・スタジオや、iOSアプリ開発等も手掛ける。2010年に東京から金沢に移住し、クリエイティブ事業及びベンチャー支援事業を開始。また、デザインとテクノロジーで地域課題を解決する非営利組織Code for Kanazawaを立ち上げ、ゴミ収集問題の解決プログラムをオープンソースとして公開し、全国80都市以上への広がりを見せ、民間によるオープンデータ活用の成功事例として導く。2017年に食・農を手掛けるOPENSAUCE Inc.を設立。

効率から創発へ:キッチン進化論

人とくらしとキッチンは、相互に関係しながら進化してきた。しかし、ライフスタイルが急激に変化する中において、効率よく料理ができるだけの場所ではなく、使い手の創造性を引き出し、コミュニケーションを生み出すことができる場所として変化しようとしている。ユーザーの視点に立ち、現在求められているキッチン、そして今後の暮らしに豊かさをもたらしてくれる未来のキッチンを国内外の最新トレンドと共に紹介する。

LIXIL
キッチン事業部 キッチン商品部 デザインG
小川 裕也

「家電メーカー」から「食のサービス事業者」へ

シャープは、2017年10月、調理家電「ヘルシオ」専用の料理キット宅配サービス『ヘルシオデリ』を始めた。有名店のシェフがメニューを開発、下ごしらえを施した食材をヘルシオで調理することで、シェフの味が家庭で楽しめるサービスである。本セッションでは、ヘルシオデリの開発に至った背景や、「家電メーカー」が今後目指す姿をお話する。

シャープ
IoT事業本部 IoTクラウド事業部 サービスマーケティング部 参事
本谷 太門

プロフィール
2004年、シャープ株式会社入社。携帯電話の商品担当、スマートフォンやタブレット端末のサービス事業担当を経て、2015年より現職。シャープが提案する「人に寄り添うIoT=AIoT」によるスマートライフの実現のため、主に白物家電のAIoTサービスの拡充に取り組む。「ヘルシオデリ」事業を立ち上げ、サービスの運営や企業とのアライアンスを進める。

新事業を育む「食のエコシステム」の構築

大手食品メーカーからスピンオフして活動する2人による対談。2人は、地域の食材や技術と大手のリソースを組み合わせるなどして、大手企業だけでは実現し得ない、新たな食のエコシステム(生態系)を築こうとしている。その活動を通じて見えてきた、食品業界の未来とその中で大手メーカーが果たす役割、大手食品メーカーによる新事業の可能性と考えられる課題について議論する。

キリン
経営企画部
日置 淳平

プロフィール
2008年にキリンビバレッジ入社後、食品工場での生産管理、品質保証を経験、その後研究・開発部門で新規技術開発及びその工業化を行ってきた。新たな食品プロダクトに関する数々のプロジェクトに携わってきた経験を活かし、現在は新規事業として、これまでの事業体制ではできなかった、スタートアップ企業や地域の6次産業との食品開発に取り組むコーポレートベンチャーを立ち上げ中。
金丸 美樹 氏

SEE THE SUN
代表取締役社長 CEO
金丸 美樹

プロフィール
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、森永製菓にて、商品開発・マーケティング、プロモーションの経験を経て2010年新規事業開発を担当。アンテナショップの立ち上げやアクセラレータープログラムを手掛けたのち、2017年4月にコーポレートベンチャー(SEE THE SUN)を起業。「おいしく たのしく 誰とでも」変化や多様性を受け入れ、地球にも優しいライフスタイルブランド創造を目指す。

2018年後半の注目キーワード3

Food & Cooking × Technology領域の世界最先端の動きをみたとき、今後注目すべきキーワードは「Hyper Personalization、Value Chain Convergence、Fun Cooking」だ。その意味するところを解説するとともに、国内企業がアクションを起こしていくヒントについてディスカッションする。

シグマクシス
ディレクター(SmartKitchen Summit Japan主宰)
田中 宏隆

日経BP
日経BP総研イノベーションICTラボ
菊池 隆裕

  • ※途中、休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み

受講料:49,800円(税込)

注意事項

※昼食付きです。
※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

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■お申し込み後のキャンセルおよび欠席など:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。

■最少開催人員:
50名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。