テクノロジーNEXT 2018 13B電気×全産業 ロボット革新

13B電気×全産業 ロボット革新 2018年6月13日(水) 10:00~16:35

ロボット×ディープラーニングの最前線AIでロボットは「学習する機械」に、あらゆる業種広がり使いやすく

 ディープラーニング技術の波が、ついにロボットの領域にまで広がろうとしている。これまでディープラーニング技術は画像認識や音声認識、自然言語処理などで革新的成果を出してきたが、いよいよ物理的な制御の領域にまで波及する。

 この分野ではファナック+Preferred Networksが先行した取り組みを見せていたが、ここにきて他の大手産業用ロボットメーカーやベンチャー企業も技術成果を相次いで明らかにし始めた。深層強化学習、GANなどの深層生成モデル、予測学習、能動学習などさまざまなアプローチが試みられ始めている。

 従来、ロボットのティーチング(教示)作業には多大なコストを要していた。しかし、ディープラーニングのような機械学習ベースの技術が実用フェーズに入れば、ティーチングのコストは劇的に下がる。これまで自動車産業・電機業界など多大な投資ができる分野でしか導入が進んでいなかったロボットが、一気にさまざまな業種に広がる可能性がある。

 本セミナーでは、そうした革命前夜のロボット向けディープラーニング技術について、製品化を見据えて取り組んでいる大手ロボットメーカーやスタートアップ企業などが一堂に会し、技術の最前線について解説する。

 また、ディープラーニング技術の最前線とは別に、ロボットを現場で安全に活用するための方策について、日本ロボット工業会の幹部が、2018年に立ち上がる新資格制度の詳細を含めて解説する。

開催概要

開催日時 2018年6月13日(水) 10:00~16:35(開場 9:15予定)
会場 ベルサール御成門タワー(東京・御成門)
東京都港区芝公園1-1-1 MAP ↗

プログラム

10:00 - 10:10

開会の挨拶

日経BP
日経Robotics編集長
進藤 智則

10:10 - 11:00

深層学習で多様なつかみ方を実現するロボット

安川電機は、2017年10月に「新たな産業自動化革命の実現」に向け、新たなコンセプト「i³-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を始動した。2018年3月には製造・産業用ロボット向けのAIソリューション開発などを手掛ける新会社「エイアイキューブ (AI3)」を設立した。こうした活動の一環として、製造業や食品業界などへの応用を想定し、バラ積みされた多様な種類の物体を複雑な教示作業なしにつかむことができるディープラーニング技術を開発した。本講演ではこれらについて解説する。

足立 勝 氏

エイアイキューブ
CTO 技術開発部 部長
元 安川電機 開発研究所 ロボティクス技術部 知能化ロボット開発課 課長
足立 勝

11:00 - 11:50

三菱電機AI「Maisart」と産業用ロボット適用への取り組み

三菱電機は製造現場の組み立て工程などへの適用を想定し、ロボットアームをAIで制御する技術を開発している。本講演では、三菱電機の開発したAI「Maisart」の様々な取り組みを紹介すると共に、ロボットアームに適用するAI技術に焦点を当て、ロボットアームでのコネクタはめ込み動作、ロボットをAIでリアルタイムに制御するための独自の工夫などについて解説する。

毬山 利貞 氏

三菱電機
情報技術総合研究所 知識情報処理技術部 機械学習技術グループマネージャー
毬山 利貞

プロフィール
東京工業大学大学院総合理工学研究科にて脳の情報処理機構の研究に従事し、2010年に博士(理学)を取得。2009年より物流機器メーカーにて、機械学習・最適化手法を用いたマテリアルハンドリングシステムの研究開発に取り組む。2016年から三菱電機㈱に入社し、情報技術総合研究所 知能情報処理技術部 機械学習技術グループのグループマネージャーとして、機械学習技術の研究開発に従事。日本神経回路学会理事。
13:00 - 13:50

深層学習モデルによるロボットの多様な動作学習

産総研 人工知能研究センターと早稲田大学 尾形哲也研究室では、人間の動作教示や模倣を利用したヒューマノイドロボットの動作学習に取り組んでいる。特に柔軟物ハンドリングや物体の収納など複数の動作単位を単一のディープラーニングモデルで実現した技術の仕組みについて解説する。

尾形 哲也 氏

早稲田大学
基幹理工学部 教授
尾形 哲也

プロフィール
1993年、早稲田大学理工学部機械工学科卒業。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、京都大学大学院情報学研究科准教授を経て、2012年より現職。2009年から2015年まで、JSTさきがけ領域研究員兼任、2017年より産業技術総合研究所人工知能研究センター特定フェロー.日本ロボット学会理事,人工知能学会理事、日本ディープラーニング協会理事などを歴任。
13:50 - 14:40

深層強化学習と生成モデルでロボットマニピュレーションを実現

アセントロボティクスは2016年創業の自動運転AIのスタートアップ。ディープラーニング技術を使った深層強化学習や生成モデル、模倣学習といった技術を自動運転AIに生かすべく開発を進めているが、実はロボットマニピュレーションにもこれらの技術を応用している。自社開発のAI基盤「Atlas」について解説する。

石﨑 雅之 氏

アセントロボティクス
代表取締役/CEO
石﨑 雅之

Fred Almeida 氏

アセントロボティクス
チーフ・アーキテクト
Fred Almeida

14:55 - 15:45

ディープラーニングでロボットアームをリアルタイム制御する双腕型マルチモーダルAIロボット

デンソーウェーブとベッコフオートメーション、エクサウィザーズは、双腕型ロボットアームをディープラーニング技術を用いてリアルタイム制御をすることによって、複雑なプログラムを組むことなく、人の作業を再現する仕組みを構築した。本講演では、内部で用いているディープラーニング技術の詳細、さらにはVR技術を応用した教示システムなどについて解説する。

澤田 洋祐 氏

デンソーウェーブ
ロボット事業部 技術企画部 製品企画室 室長
澤田 洋祐

エクサウィザーズ
執行役員
浅谷 学嗣

15:45 - 16:35

ロボット安全の最新動向と「ロボット・セーフティアセッサ資格制度」

ロボットに起因する事故は毎年発生しており、これを撲滅するためにはロボットメーカ、システムインテグレータ、ユーザーのそれぞれがリスクアセスメントやリスク低減の知見を持つ必要がある。本講演では、一般社団法人セーフティグローバル推進機構が発足させた「ロボット・セーフティアセッサ資格制度」について解説する。

小平 紀生 氏

日本ロボット工業会
システムエンジニアリング部会 部会長
セーフティグローバル推進機構 理事
三菱電機 FAシステム事業本部 主席技監
小平 紀生

  • ※途中、休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

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受講料:49,800円(税込)

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