人工知能(Artificial Intelligence=AI)という言葉が流行する中、企業がAIを取り入れようとする動きが日増しに高まっています。しかし、現実的にはこれまで蓄積してきた事業や今後の事業にどのようにAIを活用したらよいのか、時間の効率化やリスクの予防、新たな研究開発などのために、どのような戦略が企業の発展に結びつくのかに頭を悩ませている日本企業が多いというのが実態です。

本セミナーでは、「明日の技術の宝探し」に役立つヒントを提供します。
テーマは人工知能(AI)。
まず、NEC エンタープライズビジネスユニット理事の山田昭雄氏がビジネスに変革をもたらすAIの活用方法について語ります。続いて、スタージェン代表取締役会長 医療人工知能研究所所長の鎌谷直之氏に、AIをビジネスに実用化する際に押さえておくべき本質を語っていただきます。

また、AIは膨大なデータを必要としますが、今回のセミナーでは、昨今研究開発に役立つデータの1つとして注目されている論文情報にも焦点を当てています。
エルゼビア(本社オランダ)が開発した世界最大級の抄録・引用文献データベースである「Scopus(スコーパス)」からの論文情報、および研究分析ツール「SciVal(サイバル)」を利用する企業が年々増えており、研究トレンドを客観的に把握して自社に有望な応用先を探したり、キーオピニオンリーダーを調べて最適な共同研究先を見つけたりといったツールを活用することで、より早く事業戦略の最適化に活用していただくことも可能となっています。

セミナー参加者特典として、ScopusおよびSciValの利用コーナーも設置します。
このセミナーだけの特典もありますので、是非ご参加ください。

受講効果

  • AIの「本質」を理解し課題に対して何に活用できるかを考える一助となります。
  • 事業領域の最適化を考える際の必要なヒントが分かります。
  • 有望な事業領域を膨大なデータから見つけ出す1つの方法を提供します。
  • 状況を判断するスピードをあげるために必要な学術情報の新たな活用方法を知ることができます。

概要

日時: 2018年7月5日(木)13:00~17:00(開場12:30予定)
会場: JA共済ビル カンファレンスホール (東京・永田町)
主催: 日経ものづくり
協賛: エルゼビア・ジャパン

受講料(税込み)

  • 18,000円
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

13:00 - 13:05

主催者挨拶

13:05 - 13:50

【1】ビジネス変革に向けたAI活用

山田 昭雄 氏

NEC
エンタープライズビジネスユニット 理事

NECは半世紀にわたってAI技術「NEC the WISE」に取り組んできました。現在はIoT技術との融合により、さまざまな業種のお客様と共にビジネス変革の可能性を追求しています。人を超える繊細さとスピードでさまざまな兆しを捉える自動認識や、大規模で複雑なシステムのホワイトボックス型自動最適化など、世界No.1/Only oneのAI技術で実現する「デジタルトランスフォーメーション」の可能性を、NEC自身やお客様における取組みの事例を交えてご紹介します。

講師紹介

1993年名古屋大学大学院工学研究科電子情報専攻博士課程修了。同年NECに入社し、デジタル放送方式の研究開発に従事。その後コンテンツ理解、メディア認識、ICTシステムアーキテクチャ、データマイニング、自然言語処理と活動を広げ、研究開発戦略企画担当を経て、同社データサイエンス研究所所長として人工知能関連の研究開発活動を統括。 2018年4月からエンタープライズビジネスユニット 理事。1990年代よりMPEG/JPEGの名前で知られるメディア信号処理標準化に携わり、技術貢献に加え国際標準化会議運営、関連国内規格制定で多くの役職に従事。IEICE 会員、NEDO技術委員。博士(工学)。

13:55 - 14:40

【2】深層学習の原理から実用へ~HowだけでなくWhyを知りたい人へ~

鎌谷 直之 氏

スタージェン
代表取締役会長
医療人工知能研究所 所長

近年、深層学習の仕組み(how)については多くの人々が理解するようになってきました。しかし、高性能の理由や因果の原理(why)を理解しないと実用化は困難です。データサイエンスは、「遺伝学の時代」、「統計学の時代」、「情報学の時代」を経て、インテリジェンスを用いたデータの解析に努めてきました。しかし今、それはインテリジェンスそのものの解明や模倣に重点を置いた「人工知能の時代」に移りつつあります。こうした歴史を踏まえ、近未来を展望しつつ深層学習の原理と実用について解説します。実用については特に医学、薬学への応用に重点を置きます。

講師紹介

1973年東京大学医学部を卒業。東京大学附属病院、日立製作所日立総合病院、東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターなどで臨床医、研究者として膠原病、関節リウマチ、痛風、遺伝代謝病などの診療、教育、研究に従事。 1979年4月から1982年3月まで米国カリフォルニア州スクリプス研究所に研究員として勤務し、抗白血病薬、クラドリビンの開発に至った論文発表、世界最初の癌抑制遺伝子MTAPの発見、MTAP欠損をターゲットにした癌の個別化治療法の開発等を行う。 1998年から2008年まで東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター・センター長を務め、関節リウマチのコホートIORRA研究の指導、ゲノム薬理学に関する臨床研究、新しい高尿酸血症・痛風治療薬フェブキソスタットの臨床開発などを行う。1989年4月から1990年3月まで米国ミシガン大学内科客員教授を勤める。 2010年4月から2011年12月まで理化学研究所ゲノム医科学研究センター・センター長を務め、さまざまな疾患のGWASの解析を行う。これまでに600以上の論文を発表。

休憩 (14:40 - 14:55)

14:55 - 15:25

【3】競合に負けないスピードを手に入れる! ~論文情報分析を事業戦略の最適化に活用する~

恒吉 有紀 氏

エルゼビア・ジャパン
ソリューションマネージャー リサーチマネジメント

事業領域の最適化は企業にとって永遠の課題です。グローバル化が加速する今日では、事業戦略を担当する経営陣や部署が競合を凌ぐスピードで最新の状況を判断することが求められています。判断のスピードを上げるには、素早く仮説を立て、まずは小規模に実施して補正していく手法が主流になってきています。近年グローバル企業を中心に導入が進んでいるソリューションについて、具体的なデータや指標の活用案例とともに紹介します。

講師紹介

北海道大学水産学部水産増殖学卒。バクスター株式会社、デイドベーリング社にて臨床検査機器の技術営業およびマーケティングを担当。製品のローカライゼーションにも従事。エルゼビア・ジャパン株式会社入社後、種々データベース担当やマーケティングを経て2013年より現職。 最近の著作「エビデンスデータからパートナーやキー・オピニオンリーダー候補を選定する~論文情報を分析して新市場を開拓する~」

http://doi.org/10.18919/jkg.66.9_480
ORCID ID: 0000-0003-2317-0080、CiNii ID: 9000018986250

休憩&レイアウト変更 (15:25 - 15:40)

15:40 - 16:15

【4】Q&Aセッション

山田 昭雄 氏、鎌谷 直之 氏、恒吉 有紀 氏

近岡 裕

<モデレーター>

近岡 裕

日経BP社
日経 xTECH・日経ものづくり 副編集長

事業戦略の成功に欠かせないAIの本質を見極めるために情報をどのように取捨選択して使いこなすべきか、そのポイントと、学術情報ビッグデータやオープンイノベーション情報を活用するメリットなどについてモデレーターが3人の講師から引き出します。

名刺交換・展示ブース観覧(16:15 - 17:00)

  • ※途中、休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■受講料のお支払い
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書を郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
クレジットカード支払いの方は、受講証はMyPageから印刷してご持参ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席など
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。
■最少開催人員
40名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。