本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2018年5月23日から26日にかけて、ソウルでは韓国最大のIT展示会「World IT Show 2018」が開催された。キャリア3社は「5G」を中心に展示していたのに対し、韓国Samsung Electronics社と韓国LG Electronics社(以下、LG社)は「AI」を強調した展示になっていた。

 特にAIに対して力が入っていたのがLG社だ(図1)。同社は2017年からAIを搭載したスマート家電を次々と発売している。テレビから白物まで、あらゆる家電にLGのAIプラットフォーム「DeepThinQ」を搭載し、その証として既存の商品名の後ろに「ThinQ」というAIブランド名を付けている。なお、ThinQは「Think You」とQ(映画などの撮影開始合図の「cue」)に由来する造語で、「いつも顧客のために自ら考えて行動するLGのAI」との意味を込めたという。

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