本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 ドローンによる点検の場がいよいよ船にまで広がり始めた。

 広島の船舶点検事業者であるテクノス三原が、ばら積み貨物船など外洋で物資を運搬する外航船の定期検査に、ドローンを導入したのである(図1)。

 船ではGPS電波が入りにくくドローンの飛行が難しいこと、外航船の検査の仕組みなどについては、本誌の前号の記事1)で紹介した。今回の後編では、同社によるドローン点検の詳細を解説する。

図1 ドローンが船内の壁に接近し人に代わり点検
船舶の検査業務を請け負うテクノス三原は、船舶の定期検査に向けてドローンを導入し、ばら積み貨物船や原油タンカー内部を撮影した。(写真:テクノス三原)
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