「エアタクシー」や「空のライドシェア」に関する米Uber Technologies(ウーバーテクノロジーズ)のカンファレンス「2018 Elevate Summit(the 2nd Annual Uber Elevate Summit)」(2018年5月8~9日、米国ロサンゼルス)では、空のライドシェアで用いる電動の垂直離着陸(VTOL)機の離発着場「Skyports」や急速充電器といったインフラのコンセプトや試作品を相次いで発表した(図1)。

図1 電動VTOL機の離発着場のコンセプトを発表する、Uber Head of Aviation ProgramsのEric Allison氏
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 中でも離発着場は、次世代のモビリティー(移動手段)である空のライドシェアをイメージし、「近未来の都市ビル」のようなコンセプトだった。Uberによれば、建築分野やエンジニアリング分野のコンサルティングファームなどからの数十件の提案の中から、実現性の高い6つを選んだという。具体的には、(1)米Gannett Flemingと(2)米BOKA Powell、(3)米Humphreys & Partners Architects、(4)米Pickard Chiltonと英Arupのグループ、(5)米Corgan、(6)米Beck Groupである(図2~7)。

図2 Gannett Flemingのコンセプト
(図:Gannett Fleming)
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図3 BOKA Powellのコンセプト
(図:BOKA Powell)
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図4  Humphreys & Partners Architects
(図:Humphreys & Partners Architects)
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図5  Pickard ChiltonとArupのグループのコンセプト。道路の上方に離発着場がある。
(図:Pickard ChiltonとArup)
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図6 Corganのコンセプト。道路の上方に離発着場がある。
(図:Corgan)
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図7 Beck Groupのコンセプト
(図:Beck Group)
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 いずれも、Uberが離発着場に求める条件を満たす。その条件とは、例えば「3エーカーの敷地面積で1時間当たり4000人以上の乗客を輸送できること」「近隣のコミュニティーへの悪影響を最小限に抑えるためにフル電動のVTOLを充電できる機能を有すること」「モジュラーデザインを採用し、拡張性に優れること」である(図8、9)。

図8 モジュラー型離発着場の例。スライドは、Corganが設計したもの。
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図9 Corganのモジュラー型離発着場を複数個重ねた場合
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