MWC 2018は、中国ファーウエイテクノロジーズ(Huawei Technologies、華為技術)の存在感が際立つ展示会だった。同社は8ホールある会場のうち、ホール1、ホール3、ホール4の3か所にブースを設営。特に、会場入り口に面したホール1ではそのおよそ2/3超を同社のブースが占めた。同社の展示のほとんどは第5世代移動体通信システム(5G)またはIoT(Internet of Things)関連。これらに賭ける同社の意気込みの高さを示すものとなった。

MWC 2018会場 ホール1のレイアウト図
青い点線で囲った部分がファーウエイのブース

 ホール1の同社のブースについて、会場の公式資料を基にその面積を見積もると、およそ8000m2超。これは、日本の展示会場でいえば千葉の幕張メッセの1ホール分(6750m2)を超え、東京ビッグサイトの1ホール分(8350m2または8670m2)に匹敵する面積を1社で占めてしまったことになる。しかも、ブースの一部は2階建てになっている。

 ホール1のファーウエイのブースに入ると、入り口から最奥部の様子がよく見えない。距離にして150m超あるためだ。「ブース内の出展品を丁寧に見ていくと、丸一日は必要」(ファーウエイの説明員)というのもうなずける。

ファーウエイのブース入り口付近からの様子
はるか先までブースが広がっている
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 米国での大型展示会であるCESやドイツの展示会CeBITでも、ブース1つでこれほどの面積を使った例はほとんどないだろう。

 広さだけではない。壁や天井にも、高密度の装飾がなされ、展示会場の一角であることを忘れてしまうほどだった。

 展示内容でファーウエイが強調したのが、IoT関連の協業企業の数である。「当社はIoTをサービスとして提供する『IoT as Service』を展開中で、そのエコパートナーの数は現在700社。2018年6月には1000社を超える見通しだという。ユーザー企業がこれをやりたい、といえば、エコパートナーの中から、それを実現するのに必要な企業を即座に紹介できる」(ファーウエイ)。

IoT(NB-IoTなど)関連のファーウエイのパートナー企業の一覧
(一部、同じ企業が重複している)
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