IT・家電ジャーナリストの安蔵 靖志さんはデジタル家電や生活家電取材のスペシャリスト。そんな安蔵さんに「最近売れているキッチン家電」とそれが売れてる理由を解説してもらうのがこの連載だ。今回はメシウマでファン急増の「新世代炊飯器」を取りあげる(日経 xTECH編集部)。

 10万円を超える「高級炊飯器」がブームと言われるようになって久しい。筆者の記憶によると、このジャンルが定着したのは2006年に三菱電機が内釜に純度99.9%の炭を用いた「本炭釜」のヒット以降。そこからは絶えず人気商品が出続けている状況で、もう12年も経過するため、ブームというよりは「文化」として定着したと言ってもいいだろう。

シロカが2018年3月に発売した「かまどさん電気」
(実勢価格7万9800円)
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 炊飯器というと象印マホービンの「極め炊き」、タイガー魔法瓶の「炊きたて」、パナソニックの「おどり炊き」などのシリーズが思い浮かぶ人も多いはず。しかし最近の売れ筋は少し異なるトレンドになっている。

 いわゆる家電ベンチャー企業から続々と新しい発想の高級炊飯器が登場して注目を集めているのだ。シロカの「かまどさん電気」(実勢価格7万9800円)や愛知ドビーの「バーミキュラ ライスポット」(実勢価格7万9800円)などが代表格だ。新世代炊飯器に共通する特徴は「徹底的に味にこだわっている」点、そして「高価」であるところだ。

愛知ドビーが2016年11月に発売した「バーミキュラ ライスポット」
カラーバリエーションのほか、3合炊きサイズの「バーミキュラ ライスポットミニ」も登場している
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