本コラムでは、米スリーエム(3M)およびスリーエムジャパンにおける30年以上にわたる研究開発とイノベーション人材開発に携わり、イノベーション創出のためのさまざまなマネージメント手法を体得し、実践してきた大久保孝俊氏が、「組織や人のモチベーションを高める」をテーマにさまざまなシチュエーションでの解決方法を指南します。

 その基本は、「ポジティブに働く人間の本質の出現を強化し、ネガティブに働く人間の本質の出現を抑制すること」。同氏は、最新の脳科学(ニューロサイエンス)の知見を積極的活用し、人間の本質に根差したメンタリングやコーチングで人のやる気を引き出す独自のノウハウを導き出しました。『日経ものづくり』において38回にわたって掲載した連載記事「3Mで学んだイノベーションの設計図」および書籍「3Mで学んだニューロマネジメント」のエッセンスを本コラムでは伝えます。

大久保孝俊(おおくぼ・たかとし)
スリーエム ジャパン 執行役員 コーポレート・プロセス・イノベーション及び品質保証担当
 1955年生まれ。長崎県出身。1980年3月、九州大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程終了。1983年3月、住友スリーエム(現スリーエム ジャパン)に入社。1987年7月、米3M社メモリーテクノロジーグループ研究員。1999年10月、山形スリーエム(現スリーエムジャパンプロダクツ山形事業所) デコラティブ・グラフィックス技術部長。2003年9月、米3M社アジア・太平洋地域担当シックスシグマ・ダイレクター。2005年6月、米3M社コーポレートリサーチ研究所上席技術部長。2007年6月、住友スリーエム(現スリーエム ジャパン)チーフ・プロセス・オフィサー。2016年8月から現職。2013年から東京工業大学イノベーション人材養成機構非常勤講師。2015年から早稲田大学ビジネススクール非常勤講師として、「Business Systems Design fpr Innovation」の講義を担当。