エアコンと周りの天井や壁が焼けて黒くなっている2件の住宅。福岡市で発生した火災現場だ〔写真1〕。

〔写真1〕ファンモーターが発火して天井に延焼
2013年8月に火災が発生した福岡市内の住宅A。エアコンの室内機が発火して、天井や壁が延焼した。(写真:福岡市消防局)
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この住宅のファンモーター付近の状態。リード線接続部の焼け方が最も激しかった。火災の6カ月前にエアコンの内部を洗浄していた。(写真:福岡市消防局)
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同じく8月に火災が起こった福岡市内の住宅B。エアコンの室内機とその上方の天井約2m2が焼損した。火災の約1年半前にエアコンの内部を洗浄していた(写真:福岡市消防局)
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 2件の火災は、どちらも2013年8月にした発生した。いずれも、エアコンの室内機側部にあるファンモーターのリード線接続部が激しく燃えていた。一方の住宅Aでは、ファンモーター部からエアコン用の洗浄スプレーに含まれる成分が検出された。福岡市消防局によると、2件の居住者は火災発生前に市販の洗浄スプレーを使い、室内機の内部を洗浄していた。

 エアコンは熱交換器が汚れると、運転効率の低下を招いたり、カビや臭い、雑菌の温床になったりする。そのため、エアコンメーカーは汚れを除去する内部洗浄が必要となる場合がある旨を伝えている。住宅Aのエアコンは使用開始から9年、もう1つの住宅Bは13年が経過し、汚れが気になって内部洗浄したと思われる。

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