コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは2017年10月から、「第7次POS(販売時点情報管理)レジスター」の導入を進めている。2018年3月末までに、全国で約2万店、4万5000台のレジの切り替えを終える計画だ。POSレジの全面刷新は、実に11年ぶり。投資額は店頭作業用の端末など周辺システムと合わせて、約520億円と巨額だ。

セブン-イレブンの新型POS(販売時点情報管理)レジ。東芝テック製のWindows 10機を採用
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レジに先立って、店内で使う端末を刷新。検品などに使うハンディースキャナー(左)と、商品発注などに使うNEC製のWindowsタブレット「GOT端末」
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 新型レジは従来と同じく、東芝テック製を採用した。OSはこれまでWindows XPを「延命」して使っていたが、新型レジではWindows 10を採用した。

 刷新の狙いは店員にとってのレジの使い勝手向上だ。少子高齢化で若いアルバイトを確保しにくくなっているが、レジの操作が難しいと余計に敬遠されたり、せっかく採用してもすぐに辞めてしまったりする。

POSレジの刷新を担当したセブン-イレブン・ジャパン システム本部の森祐樹商品・情報システム部シニアオフィサー(右)と篠沢良太システム本部店舗システム部決済・サービスシステムマネジャー
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 こうした課題の解消に向けて、セブン-イレブンの森祐樹システム本部商品・情報システム部シニアオフィサーは「レジなどの店舗機器を変えても、店員が違和感なく使えるように工夫した」と説明する。実際に新旧機を見比べると、店員側から見た画面やボタンの配置はほとんど変わっていない。

店員側から見た従来型レジ(左)と新型レジの外観。キーボードの一部をタッチパネル(ソフトキー)に変えた以外は大きな変化がない
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