米グーグルが提供するグループウエアのWebサービス。メールやワープロ、表計算、プレゼンテーションなどのWebアプリを継続課金方式で提供する。クラウドを活用した複数ユーザーによる編集機能も充実している。

 米グーグルが提供する「G Suite」は、Gmailやクラウド版のオフィス系アプリを中心に業務で便利に利用できるアプリをまとめたグループウエア。スケジュール管理や掲示板、チャットなどを使って、業務やスケジュールを共有できる。

 オフィス系のWebアプリはマイクロソフトのOfficeファイルを取り込んで、編集することもできる。作成したデータはクラウドストレージ上で保存、管理する。ファイルの共有や編集履歴、コメントのやり取りが可能で、ユーザーや環境をまたいだ共同作業ができる。

 GmailやGoogleドライブなど、個々のアプリの機能や使い勝手は個人向けに提供しているものと同等だ。企業向けサービスが違うのは、(1)サービスが正常に動作する稼働率が保障されている(2)企業独自のドメインで利用できる(3)管理者が社内ユーザーをまとめて管理する機能がある──といった点だ。利用ユーザー1名につき月額600円~の継続課金サービスで、社内に自前のサーバーや専任者を設置するのが難しい中小企業でもグループウエアを導入できる。

 個人向けのサービスを利用しているユーザーなら同じ使い勝手でスムーズに利用できるほか、スマートフォンやタブレットとの親和性も高く、モバイル環境でも利用しやすい特徴がある。

ワープロや表計算などのファイルをパソコンやスマートフォンなどから編集できる。編集者ごとのコメント表示や変更履歴の自動保存などの機能を備え、共同作業がしやすい
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出典:日経パソコン、2018年6月11日号 p.11
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