積水ハウスが、石こうボードを天井施工するロボットを2020年にも実用化する方針を示した。AI(人工知能)を搭載した2台のロボットが連携し、人と協調しながら作業する。ロボットに任せる工程を上向きでビス留めする反復作業に絞り、職人はボードを切断してロボットに受け渡す。6月13日に開発中のロボットを公開した。

積水ハウスが2020 年の実用化を目指す天井施工ロボット。AIを搭載した2 台のロボットが連携して作業する。産業用ではなく、介護や福祉の現場などで使われているサービスロボットをベースに開発した(写真:積水ハウス)
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 同社によると、実用化すれば天井施工の約7割をロボットで実現できる。高齢化が進む職人の肉体的な負担を減らすほか、女性や若い職人の入職を促す狙いもある。

 2台のロボットは、石こうボードを搬送して取り付け位置まで持ち上げる「Carry(キャリー)」と、ビス留めを行う「Shot(ショット)」だ。いずれも、円筒形の台車に、上下に伸縮する「腕」を備える。

 重量は約180kgに抑えた。本体サイズは、直径約70cm。高さは最小時でキャリーが約1.4m、ショットが約1.8mとした。2台のロボットを円滑に稼働させるために必要な広さは、最小で約4m四方だ。

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