国土交通省が2018年3月26日に施工した告示490号で、耐力壁を用いた設計の自由度が高まった。

 これまで大臣認定仕様だった構造用パーティクルボードと構造用MDFが、木造軸組み工法の告示仕様に加わったのだ。告示仕様になった結果、建築確認申請時の書類添付が不要になる。原則、確認申請の際に認定書の写しを添付する必要がある大臣認定仕様に比べて使いやすい。

 さらに、高倍率の耐力壁の仕様が登場した。高い倍率の耐力壁を適切に用いれば、従来に比べて少ない壁量で必要な耐震強度を確保できる。

 改定したのは、建築基準法施行令46条4項に基づく軸組みと同等以上の耐力を有する軸組みおよび当該軸組みに係る倍率の数値を定める規定(建設省告示第1100号)だ。主な変更内容を下の図に示す。

告示1100 号別表。赤字が改正箇所だ(資料:国土交通省の資料を基に日経ホームビルダーが作成)
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 この改定によって、構造用パーティクルボードと構造用MDFを、4種類の軸組みで使えるようになった。面材張りの大壁[別表1]、胴縁仕様の大壁、受け材仕様の真壁[別表2]、床勝ち仕様の大壁[別表3]だ。

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