Uデスクが米国ボストン出張の折、“オヤジ狩り”におびえながら入手した米アップル(Apple)のAIスピーカー(スマートスピーカー)「HomePod」も、いよいよ最後の日を迎えた(関連記事)。日本未発売で「技適マーク」(特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク)がないため、電源も入れないままに分解…と思いきや、分解作業の協力をお願いしたDMM.make AKIBAには小型の電波暗室があるという。なんというラッキー!ということで、分解前にちょっとだけHomePodを使ってみた。

電波暗室に持ち込まれたHomePod(撮影:加藤 康)
[画像のクリックで拡大表示]

 同社は「モノづくりのためのコワーキングスペース」として、ハードウエアスタートアップ企業の支援なども行っている。そのため、各種工作機器だけにとどまらず、チップマウンターやはんだリフロー炉といった量産向けの基板実装機器や梱包振動試験機、熱衝撃試験機など、製品化に必要な設備が充実している。

 急遽お借りすることになった電波暗室は、据え置き型のいわゆる「物置サイズ」で、機器の開発段階での利用を想定しているという。実際の認証取得などにはアンテナと既定の距離が取れないために使えないが、人が中に入って小型機器を動作させるには十分なスペースがある。HomePodを試用するには、なんら問題のない大きさだ。

HomePodを使うのに必要なのは、最新のiOSに対応するiPhoneだけ。専用アプリなどは不要(撮影:編集部)
[画像のクリックで拡大表示]

 準備と言えば、iPhoneを自宅などのWi-Fi環境に接続しておき、Bluetooth接続をオンにしておくことだけ。HomePodを利用するにはWi-Fiに接続する必要があるが、直接Wi-Fiを設定する画面などは出てこない。ペアリングするiPhoneが接続しているWi-Fiの設定が、そのままHomePodの設定にコピーされるのだ。普通の家庭環境であれば、ほぼ「何もしない」状態で使えると言えるだろう。

 しかし、現時点ではAndroid端末は使えない。今回は連携させるiPhoneとして筆者が普段使っている「iPhone 7」を利用した。

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は申し込み初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら