福島県は、喜多方市高郷町で発生した地滑りで、集水井などを設置する恒久対策工事を7月から始める。現地を視察した内堀雅雄県知事が6月22日に明らかにした。年内の完成を目指す。

地滑りで亀裂が生じた県道新郷荻野停車場線。5月20日撮影(写真:喜多方市)
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亀裂が生じた後、一部が崩落した県道新郷荻野停車場線。6月10日に撮影(写真:喜多方市)
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 高郷町の地滑りは、今年4月に見つかった。県道新郷荻野停車場線が一部崩壊したほか、住宅の基礎や周辺の農地に亀裂が生じ、2ha以上の農地が耕作不能になるなどの被害が生じた。被災区域の大きさは東西に最大約500m、南北に約300m。発生原因は特定できていないが、雪融けなどによる地下水の影響とみられる。

 1日当たり最大約20cmの変位を記録したが、県が応急対策で設置したディープウェル(深井戸)で地下水を汲み上げた効果があるとみられ、6月26日時点で1時間当たり1mm未満に落ち着いている。

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