大阪の中心部を南北に貫く鉄道「なにわ筋線」(延長約7.4km)の整備に向け、2018年度から調査や概略設計に着手する。31年春の開業を目指して、大阪府と大阪市がそれぞれ工事に向けた経費を18年度予算に初めて計上した。

なにわ筋線の概要
(出所:大阪府など5者)
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 なにわ筋線は、建設中のJR北梅田駅(仮称)と南海本線の新今宮駅をつなぐ地下鉄新線で、一部は分岐してJR難波駅に接続する。新線の整備によって、大阪都心部と関西国際空港のアクセスが向上する。

 大阪府と市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者が昨年5月、なにわ筋線の早期事業化を目指すことに合意した。総事業費は約3300億円。第三セクターの「関西高速鉄道」が整備主体となって建設し、鉄道会社が運行を担う上下分離方式とする計画だ。府と市はそれぞれ関西高速鉄道への出資金約5000万円を18年度予算に計上した。

上下分離方式を採用したなにわ筋線の整備手法
(出所:大阪府)
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 大阪府都市整備部によると、昨年9月に開催した府の戦略本部会議に示したスケジュール案に沿って国との協議を進めている。18年度に調査や設計を始め、19年度に概略設計を終える予定だ。

なにわ筋線の整備スケジュール案
(出所:大阪府)
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 さらに、19年度の早い段階までに鉄道事業法に基づく事業許可を受ける。環境影響評価の手続きに向けては2月23日から、大阪市が方法書の縦覧を始めている。

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