日経SYSTEMS編集長 森重和春

 日頃の業務で当たり前に使っているオフィスソフト。その定番といえばMicrosoft Officeである。筆者はかれこれ20年以上使っていることになるが、その間Officeは何度もバージョンアップを重ねてきた。そのたびに新機能が増え、便利になって作業がはかどるようになったり、新しい機能を使いこなせないままだったりの繰り返しである。

 Officeを使うユーザーの立場である筆者にとって、バージョンアップは、良い面とそうでもない面と両方ある。企業や組織で情報システムを管理するIT担当者の立場でも、違った観点からメリット、デメリットがあるだろう。

 企業や組織がIT化やビジネスの改革を進めるには、積極的に新しい技術やサービスを取り入れることは、効果的な手法の1つ。業務で利用するアプリケーションのバージョンアップも、業務の効率化の観点からいえば歓迎すべきことと言える。

 とはいえ、情報システムを管理するIT担当者は、バージョンアップにかかるコストや教育コストを考えるとおいそれと新しいものに飛びつくわけにもいかない。情報システム部門に十分な人員を割いている規模の大きな組織ならまだしも、専任がおらず現場に任されているような場合はなおさらだ。

 Microsoft Officeは、2017年10月10日に旧バージョンの1つである「Office 2007」のサポートが終了した。そのすぐ後に、旧ITproの読者を対象にアンケートを実施した。現在使っているOfficeをどのように評価しているのか、新しいバージョンへのアップグレードについてどう考えているのかを尋ねたものだ。調査には、たくさんの回答をいただいた。ご協力いただいた読者の皆様、どうもありがとうございました。

 調査の結果、Officeのアップグレードに頭を悩ませるユーザーや管理者の本音が浮き彫りになった。まずは報告が遅くなってしまったことをお詫びして、以下に結果を紹介していく。

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