米グーグル(Google)系の米ウェイモ(Waymo)を筆頭とする、従来は自動車とは無関係だった企業を巻き込み、熾烈な開発競争が繰り広げられている自動運転車。既存の自動車メーカーはこれをどう迎え撃つのか。ドイツ・ビー・エム・ダブリュー(BMW)で自動運転関連のシニア・コンサルタント(Senior Consultant Autonomous Driving)を務めるディルク・ヴィッセルマン(Dirk Wisselmann)氏に、同社の自動運転車の開発状況を聞いた(図1)。

(聞き手は富岡 恒憲=日経 xTECH/日経Automotive)

図1 BMWのDirk Wisselmann氏
図1 BMWのDirk Wisselmann氏
「ジュネーブモーターショー2018」の会場で撮影。
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BMWでは、自動運転車の開発をどのようなスケジュールで進めているのか。

 レベル3*1の自動運転機能を搭載した「iNEXT」を2021年に発売する。レベル3の自動運転では、運転者が必要に応じてクルマから運転を引き継がなければならない。運転の引き継ぎに十分な時間が必要になる上、運転者が何らかの理由で引き継げない場合は、安全確保のために停止するといった安全機能も求められる。そうした機能を盛り込んだクルマを2021年に出したいと考えている。

*1 本記事では、米自動車技術会(SAE)が定義するレベルで表記している。

 技術的にはレベル4を実現し得る段階にきている。だが、それをそのまま販売する考えはない。レベル4以上のものについては、いつどういう形で出していくかは今後決定する。

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