「ガソリン車よりも部品点数がかなり少ない」「軽量化を狙ったアルミや樹脂のパーツが全然ない」「多くのECUがダッシュボードに集約されている」――。

 2018年2月1~6日まで日産自動車の新型「リーフ」の分解展示会を沖縄県豊見城市で実施した(図1)。自動車部品メーカーや材料メーカーを中心に14社、約40人におよぶ自動車業界関係者が集結し、最新型の電気自動車(EV)に対する各社の反応が冒頭のそれだ。

図1 新型リーフの分解展示会場
今回の取り組みに共感をもってくれたIT企業のアザナから、コワーキングスペースの提供協力を受けた
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 新型EVを分解・調査するという今回の企画は、日経 xTECHと、日経BP総研が主催するリアル開発会議が共同で立ち上げた。電動化や自動運転化、シェアリング時代など自動車産業を取り巻く環境は大きく変わりつつある。次の一手を考えるために必要なのは、最新の“情報”である。

 これからのクルマの姿をいち早く感じ、自社が関われる部分を探す。あるいは、自社の限界を知り、新しい市場に打って出る。こうした分析を1社だけで実施するのは難しい。ならば、それぞれの企業が集結し、互いの知見を出してもらうことで、深い分析につなげていく。こうした共同体を目指すのがリアル開発会議の「リアル解体ラボ」プロジェクトである(関連記事)。このプロジェクトの趣旨に賛同した企業が今回の分解展示会に集結した。

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