4000円台のPCボード「Raspberry Pi(ラズパイ)」向けに、世界中のコミュニティーがさまざまな軽量OSを開発しています。その中で、簡素であることを設計思想とする「Arch Linux」をベースに、入門者でも使いやすいGUIを加えて改変したのが「Manjaro ARM MATE」です。

「Manjaro ARM MATE」のデスクトップ
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 Manjaroプロジェクトは、「Arch Linuxは最先端のソフトウエアが使えるが、専門知識のないユーザーには手が届かない存在」とし、Arch Linuxの利点をユーザーフレンドリーな形で提供することを目的としています。Manjaro ARM MATEは、ManjaroのArmプロセッサ版で、GUI基盤のデスクトップ環境に「MATE(マテ)」を組み合わせたLinux OSです。MATEはWindows XPに似た昔ながらのスタートメニューを備えるのが特徴で、入門者向けの「Ubuntu」派生品の「Ubuntu MATE」などにも使われています。

Manjaro ARM MATEをインストール

 Manjaro ARM MATEをインストールするには、まず公式サイトのフォーラムにアクセスし、「Image」リンクから「Manjaro-Arm_Mate_rpi2_18.05.zip」をダウンロードします。

ラズパイ向けManjaro ARM MATEのダウンロードページ
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 ダウンロードしたイメージファイルはZIP形式の圧縮ファイルです。Windowsパソコンの場合はエクスプローラーなどで展開します。展開すると「Manjaro-Arm_Mate_rpi2_18.05.img」ファイルが取り出せます。このファイルを「Win32 Disk Imager」などのフリーソフトを使ってmicroSDカードに書き込みます。

Manjaro ARM MATEのイメージファイルをmicroSDカードに書き込み
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