かつてPC向けOSとして隆盛を誇った「MS-DOS」。その互換環境が「DOSBox」です。オープンソースソフトウエアとして無償で入手できます。4000円台ながらクアッドコアCPUと1Gバイトのメモリーを備える「Raspberry Pi 2/3(ラズパイ)」なら、DOS用のソフトが軽快に動きます。

オープンソースのDOS互換環境「DOSBox」
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動作環境のRaspbianをインストール

 DOSBoxは、DOSの画面描画をエミュレートするため動作にX Window Systemが必要です。動作環境として、公式OSの「Raspbian(ラズビアン)」を用意します。

 Raspbianインストールするには、公式インストーラーの「NOOBS」でネットワークインストールするか、RaspbianのOSイメージファイルをダウンロードしてmicroSDに書き込みます。ここではRaspbianの配布ページからイメージファイルを入手します。2018年3月8日時点の最新版は「2017-11-29-raspbian-stretch.zip」です。

ラズパイの公式OS「Raspbian」をダウンロード
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 イメージファイルはZIP形式の圧縮ファイルです。ダブルクリックで展開すると「2017-09-07-raspbian-stretch.img」というイメージファイルが取り出せます。このファイルを「Win32 Disk Imager」などのフリーソフトを使ってmicroSDカードに書き込みます。

RaspbianのイメージファイルをmicroSDに書き込み
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