「米国シェア(市場占有率)5%に挑戦する。今は水平対向エンジンをベースにする」──。SUBARU(スバル)社長の中村知美氏は、2018年7月10日に開いた新たな中期経営ビジョン(2018~2025年度)の発表会見で、このように述べた(図1)。

図1 スバル社長の中村知美氏
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 同ビジョンによると2025年度の世界販売台数を、2018年度(計画値)に比べて約18%増加の130万台に増やす計画である。その内訳は北米が同20%増加の92万台、日本が横ばいの15万台、北米以外の地域(アジア、ロシア、豪州など)が同27%増加の23万台である。

 主力市場である北米のうち米国の販売台数は、2025年度に85万台を計画する。スバルのこれまでの成長をけん引してきたのは米国市場だった。今後も“米国重視”を維持する。

 一方、今後の成長市場である中国では出遅れているが、「今後の中国事業は現状維持を大前提にする」(中村氏)という。苦戦する欧州事業についても、現在の販売台数を維持するのが前提である。このように販売戦略の面では、米国重視という現在の路線を踏襲する姿勢を鮮明にした(図2)。

図2 2025年度の世界販売計画
(出所:スバル)
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