米Cypress Semiconductor社は、クルマや産業機器など機能安全性が重視される用途に向けた新たなNOR型フラッシュメモリー「Semper」を発表した(ニュースリリース)。同社のSam Geha氏(Corporate Executive Vice President of the Memory Pdoucts Division)が来日し、サイプレス セミコンダクタの本社(神奈川県川崎市)で国内報道機関向けに会見を行った。

Sam Geha氏。日経 xTECHが撮影。写真右側は最近のCypressの状況。同社のスライド
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 Geha氏は会見の冒頭でCypressの事業の状況を紹介し、その中で今回の製品の重要さをアピールした。同氏によれば、メモリーは同社の全売上高の42%を占める主力製品である。また、応用分野別ではクルマ(車載)は最も売り上げ比率が高く34%を占める。この意味で、クルマ向けメモリーである今回の新製品は、同社にとって重要なポジションにある。

 同氏によれば、車載向けNOR型フラッシュメモリー市場におけるCypressのシェアは65%で業界No.1。今回の新製品投入で、「100%を狙える」(同氏)と冗談とも本気とも言えるようなコメントをした。後述するように新製品は機能安全性を重視して開発しており、ADAS(Advanced driver-assistance systems)市場などで強い需要が期待できるとのことだった。

ADASに新製品を適用した例。Cypressのスライド
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