ゲーム開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、建築物のBIM(Building Information Modeling)データをUnityに手軽に取り込むための追加機能「Unity BIM Importer」を2018年5月9日に公開した。既存のBIMデータビューワーを利用し、BIMソフトウエアから出力したビューワー用ファイルをUnityに取り込めるようにした。従来は、取り込みに多くの時間や手間がかかっていた。

 Unityでは、VR(仮想現実感)/MR(複合現実感)用のコンテンツの制作や、IoT(Internet of Things)機器の制御プログラムの開発などが可能である。BIMデータをUnityに取り込めば、シミュレーションやVR/MR用コンテンツの舞台として利用できる。例えば、施工現場や物流倉庫、工場で利用されるロボットのシミュレーションなどに、BIMデータの空間情報を活用できる。具体的には、建物内のロボットの移動を検証したり、物品を搬入出するための最適な動線を調べたりできる。

Unity BIM Importerを使ってUnityに取り込んだ建築物の3DモデルをUnityのエディターで表示している様子。スライドは2018年5月9日に開催されたUnityの開発者向け会議「Unite Tokyo 2018」で、Unity BIM Importerの開発を手がけたディックスの田村氏が講演したときのもの(スライドはディックスのデータ)

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