2018年度〜2020年度までの3年間の「第三次中期経営計画」を発表したソニー。同計画で金融事業を除いた各事業の営業利益目標を発表した(関連記事)。その中でCMOSイメージセンサーに次ぐ「稼ぎ頭」が、「プレイステーション」プラットフォーム(基盤)を主体とした「ゲーム&ネットワークサービス」事業である。2020年度で売上高1兆8000億円、営業利益1300〜1700億円を狙う。

 同事業を担うのが、米Sony Interactive Entertainment(ソニー・インタラクティブエンターテイメント、SIE)である。同社 社長 兼 CEOで、ソニー 執行役員 ビジネスエグゼクティブの小寺剛(こでら・つよし)氏は、2018年5月22日に都内で開催した「Sony IR Day 2018」に登壇。その後、翌日の23日に、複数の報道機関によるグループインタビューに応じ、今後の事業方針について説明した。小寺氏はネットワークサービスを成長させた「立役者」(ソニー 社長 兼 CEOの吉田憲一郎氏)で、2018年4月にSIEのCEOに就任した。

グループインタビューに応じる小寺氏
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 小寺氏は、ゲーム&ネットワークサービス事業を安定したキャッシュフローを生むものと位置付ける。具体的には、同事業は2013年度〜2017年度の5年間で累計7000億円強のフリーキャッシュフローを生み出し、ソニーに「大きく貢献した」(小寺氏)。今後も安定的なキャッシュフローを「創出する」(同氏)と意気込む。

 さらに、「ユーザーとの継続的な接点を持っている」「コンテンツクリエーターとユーザーをつないでいる」といった、今後ソニーが重視する事業方針を体現している事業でもあり、ソニーグループでの期待は大きい。

ゲーム&ネットワークサービス事業の営業利益の変遷(図:ソニー)
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