「患者ごとに異なる症状に対応し最適な診断と治療ができるよう、AI(人工知能)による診断データの分析や3Dプリンターによる治療支援といったデジタル技術を活用していきたい」——。GEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長兼CEOの多田荘一郎氏は2018年4月11日に同社が開催した「2018年成長戦略発表会」で、こうした考えを述べた。

GEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長兼CEOの多田荘一郎氏

 患者を診断する際に得られるデータにはレントゲン(X線)やCTスキャンなどで撮影された画像が豊富に含まれるものの、ある患者についてこれまでに蓄積されてきた診断画像を時系列・統合的に解析するような形での活用は依然として進んでいない。AIを用いてこれらのデータを分析することで、それまで医師の勘と経験によって判断されていた部分を可視化することが狙い。大量に撮影された画像の中からAIが緊急度の高い症状を示す画像を抜き出し医師に提示するという使い方が将来可能になれば、従来は目視で画像の判別をしていた医師のワークフローの改善や負荷軽減にもつながるという。

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